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シンガポールで供給される仕様外のバンカーに関する更新
シンガポールで供給された仕様外のバンカーに関する 過去ニュース記事に関して、シンガポール海事港湾庁(MPA)が調査を実施し、その結果をウェブサイトに公開したことをメンバーにご報告致します
シンガポールで供給された仕様外のバンカーに関する 過去ニュース記事に関して、シンガポール海事港湾庁(MPA)が調査を実施し、その結果をウェブサイトに公開したことをメンバーにご報告致します
MPAの調査報告によると、燃料には最大21,000ppmの高濃度の塩素系有機化合物(COC)が混入していたことがわかりました。
シンガポールのMPA認可されたすべてのバンカーサプライヤーは、燃料が国際規格に準拠していることを確認するために燃料を試験する必要があります。MPAは、この特定の燃料バッチも、燃料の石油製品の国際規格-国際標準化機構8217(ISO 8217)に基づいて試験されたことを証明しました。しかし、現在の国際規格は塩素系有機化合物に関する試験を必要としないため、汚染はすぐには検出されませんでした。
MPAは、影響を受けた燃料の供給を停止するために必要な措置を講じられていることを確証しました。
世界的なバンカリングの中心地として、MPAはバンカーの品質徹底に真剣に取り組んでいます。MPAの良質燃料確保手段は、バンカー品質検査システム(BQIS)と強化バンカー品質確認(IBQC)から構成されています。BQISは船舶に供給されるバンカーの品質を試験し、IBQCは船舶への供給前にバンカータンカーによって運ばれるバンカーを検査します。
ISO 8217に準拠していることを確認するために、平均して1,300を超えるバンカーサンプルがBQISおよびIBQCの下で毎年試験されています。バンカーで塩素系有機化合物が発生することはまれですが、MPAは直ちにBQISとIBQCの両方で試験される化学物質リストに塩素系有機化合物を含める方向です。
現在、MPAとシンガポール海運協会(SSA)はシンガポールで供給されるバンカーの品質保証を強化する措置について業界との議論を重ねており、関連する専門機関を含む業界専門家グループの共同議長を務め、試験する化学物質リストとそれに対応する濃度限度を確定します。この専門家グループから、シンガポールで供給されるバンカーのバンカー品質保証を緊急に強化するための追加措置に関しての勧告が出ると見られています。
MPAの調査報告書とフォローアップ策の詳細については、以下にリンクされているウェブサイトをご参照ください。
カテゴリ: Defence, Loss Prevention