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船員は2022年第3四半期幸福度指数により船内での健康と仕事量の両立を報告
2022年第3四半期船員幸福指数報告書の調査結果は、パンデミックの最中に企業が行った心身の健康に関する取り組みと投資が、メンタルヘルスと心身の健康両面で利益をもたらし始めていた段階における船員の幸福度を測定したものです。第3四半期の結果は全体平均スコアは10点満点中7.3点で、前四半期の7.21点からわずかに上昇しつつ持続的な楽観的傾向が反映されていることもあり、船員の海上生活を改善するための努力は実を結びつつあります。
船内の技術が向上し効率が高まるにつれて、この影響は、ターンアラウンドの短縮、 続けざまの寄港、貨物需要の増加に顕著に表れます。その際に必ず、船員の肩にかかる事務処理と管理タスク量が増えます。最小安全配員要件 (MSM) に加えて、船員は増加した作業負荷を管理することが求められます。このような責任の増大とそれに伴うダウンタイムの減少は船員を悩ませており、 第3四半期船員幸福度指数 報告書で次のように報告されています。
短い時間で多くの成果を求められるだけでなく、山積みになった事務処理もあります - 調査に回答した船員より
第3四半期報告書では、船員は航海全体を通して果てしない作業量を実感しており、作業負荷によって燃え尽きてしまうと感じていることを認めています。このように長期にわたる激務とストレスは、船員の心身の健康に打撃を与え、船員という職業がやりがいのある職業としていられ続けるかどうかに疑問が投げかけられます。
給料はまあまあですが、それだけで十分かというとそうでもありません- 調査に回答した船員より
他者とのつながり、ケータリング、トレーニング、賃金、労働時間などあらゆる点において改善が重要となっていますが、しかし、船員に真に長期的な好ましい影響力のある変化をもたらすことができるのは、業界全体にわたるこれらの調整の相乗効果です。
今年の最終報告書である2022年第4四半期は、今月後半に公開されます。この報告書では、過去1 年間の全体的なテーマと傾向が要約され反映されます。今後数週間以内に発行される調査結果の内訳に注目してください。
スタンダードクラブのロスプリベンション部門は、 船員の福祉向上のために尽力しています。その実践の証しとして、当クラブは 乗組員の健康と乗組員交代に関する ネプチューン宣言に署名しており、さらに ミッション・トゥー・シーフェアラーズによる報告書である 船員の幸福度指数も後援しています。
カテゴリー: Loss Prevention