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コロンビア共和国バランキージャでの海水箱とフィルタ目詰まりのリスク

News & Insights 9 August 2022

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提携する現地特派員であるA&A Multiprimeから、現在、コロンビアのバランキージャ港では、マグダレナ川の運河とターミナルに沿って植物性物質の残留物と堆積物 (スペイン語で「Tarulla」) が大幅に増加していると報告を受けています。この現象は主に激しい雨季の結果として引き起こされており、特に同じターミナルに6日以上停留しなければならない船舶の場合、船舶の海水箱に関連する支障をきたす可能性があります。

先ごろ、当クラブ特派員は同じターミナルに11...

Man on deck offshore

提携する現地特派員であるA&A Multiprimeから、現在、コロンビアのバランキージャ港では、マグダレナ川の運河とターミナルに沿って植物性物質の残留物と堆積物 (スペイン語で「Tarulla」) が大幅に増加していると報告を受けています。この現象は主に激しい雨季の結果として引き起こされており、特に同じターミナルに6日以上停留しなければならない船舶の場合、船舶の海水箱に関連する支障をきたす可能性があります。

先ごろ、当クラブ特派員は同じターミナルに11日間停留していた船舶が、過剰な堆積物によって海水箱とフィルターが完全に目詰まりし、冷却とバラストシステムの動作に影響を与えた事例を取り扱いました。この船舶はフィルターと海水箱が掃除するために停泊地まで牽引されなければなりませんでした。船舶の移動には曳船(タグボート)4台の支援が必要でした。

この種のアクシデントを防止するために、当クラブ特派員はバランキージャ港内のすべてのターミナルに停留する船舶に対し次の行動を取るよう提案しています。

フィルター目詰まりを防ぐため、停留中は定期的にフィルターを清掃。

到着前に、船舶が停泊する埠頭の状態や堆積物の有無を、ターミナルおよび現地船舶代理店に確認ならびに相談。必要に応じて、該当ターミナルに余分な残留物を取り除くように要求。

特に船舶がバランキージャ港に6日以上停留する場合は、荷役作業中に船舶の周囲の堆積物の有無を常に監視。

メンバーの皆様方においては、現地代理人に最新の情報をご確認いただくようお願いいたします。この記事に関してご不明な点がございましたら、普段の事故申請処理担当までお問い合わせください。

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