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NorthStandardはS&P格付け「A」ランクを強化し正式な立ち上げの目標を達成
NorthStandardは本日、P&I業界における2月20日の更新日に正式な発足を完了するという当初の目的を達成し、海上保険の新時代へと導くチームを発表して事業を開始しました。
本日、イギリスにある本社から発足し、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカにオフィスを構えるNorthStandardは、NorthとStandard Clubの合併によって形成され、そのまま世界最大規模の相互海上保険会社の1つとなります。所有船舶と用船船舶の合計で3億9000GTを超える新エンティティは、約8億米ドルの年間保険料を統合し、700人を超える従業員を雇用し、300年以上にわたるP&I業界での歴史が集結する形になります。
当初の予定通り、NorthStandardはマネージング・ディレクターであるJeremy GroseとPaul Jennings(スタンダードクラブとノースレガシー組織の元最高経営責任者)により統率されます。
「最初の公式発表から11か月経ったこの度NorthStandardの発足が成功したことで、海上保険業界に新鮮かつ他に類を見ない組織が生まれました」とGrose氏は語り,ます。「NorthStandardは、大規模で包括的なサービスと豊富な人材プールに基づいて構築されており、海運業界の課題とチャンスに立ち向かうためにメンバーがP&Iパートナーから必要とする回復力を提供します。つまり、これまで以上に優れたサービス、サポート、保険カバーを提供する準備が整っているのです。」
本日、S&Pグローバルは、「A」格付け評価を受けている2つのクラブが合併して形成されたNorthStandardが、事業競争力、保険財務力、「AAA」の自己資本比率、および健全な貸借対照表リスク管理に基づいて、安定した見通しを持つ「A」格付けを強化されたことを確認しました。Grose氏は、「S&Pによるこの改善された格付け評価は、NorthStandardが2023年以降にP&Iパートナーから必要とされる財務的回復力と確実性を備えていることを裏付けています。」とコメントしています。
新しい組織内で各人の才能を最大限に活用するように考慮された一連の取り決めで、NorthStandardは、該当する場合には規制当局の承認を取得を条件として(特に)次の役員職を承認しました。
マネージング・ディレクター – Jeremy GroseおよびPaul Jennings、スタンダードクラブとノースのレガシー組織の元最高経営責任者。
最高戦略責任者 – Ed Davies
最高財務責任者 – Nick Jelley
最高契約査定責任者 - Thya Kathiravel
最高損害賠償責任者 – Sam Kendall-Marsden
最高情報責任者 – Laura Linturn
最高人材活用責任者 – Alex Miell
グループ法律顧問 – Chris Owen
最高執行責任者 – Dipo Oyewole
最高リスク管理責任者 – Lee Williamson
FD&D特約クレーム・グローバル責任者 – Katherine Birchall
ミューチュアル・アンダーライティング・グローバル責任者 – Mark Collins
P&Iクレーム・グローバル責任者 – Matt Moore
広報責任者 – Mike Salthouse
地理的領域部門チーフ – James BeanおよびSteve Cockburn (共同任務)
最高商務責任者 – Robert DrummondおよびSavraj Mehta
南北アメリカおよび英国の責任者 – Nick Frampton
グローバルディレクター(マーケティングおよびコミュニケーション) – Rob McInally
データおよび分析責任者 – Robin Patterson
ミューチュアル・アンダーライティング・グローバル副責任者 – Steve Rebair
専門部門チーフ – Nick Wolfe
新任者の詳細については、こちらをご覧ください。
「NorthStandard発足に伴い、世界中のメンバーに対してさらに大きな価値、確実性、選択肢、反応、比類のない専門知識へのアクセスをより身近なものにすべく選ばれたリーダーシップチームを発表することができ、サービスに力を入れるP&Iとしては非常に嬉しく感じています。」とJennings氏は述べ、「NorthStandardは雇用主としても最適なP&I相互保険組合となりますが、その理由としては、ノースとスタンダードクラブの両社が高い評価を得ているファミリー精神と文化、そのサービス範囲、影響力、柔軟性、革新の力が他にはない形で一体化される点にあります。」と続けます。
ノースP&Iとスタンダードクラブは、それぞれが個別エンティティとして発表した最終声明で、海事産業にとって引き続き大きな挑戦を強いられた苦難の年にあって、回復力に満ちた業務実績を報告しました。両クラブは、昨年の金融市場の混乱により投資ポートフォリオ全体で損失が発生したにもかかわらず、プラスのコンバインド・レシオおよび安定した資本レベルを予想しています。ノースとスタンダードは、国際グループのプーリング契約に関する請求においてまれにみる好調を示しただけでなく、保険料率を持続可能な水準に調整する努力と継続的な多様化の動きからの恩恵も受けています。スタンダード&プアーズがNorthStandardを「安定」レベルの見通しに移行するという前向きな決定は、新クラブの財務および資本基盤の回復力を認めた証拠です。
ノースの多様化戦略は引き続き黒字利益を生み出しており、「Sunderland Marine」と「North Hull」は市場占有率と保険料収入の分野において継続的な成長を遂げています。2022/23年のノースの総保険料収入は4億4,500万ドルを超え、2023年2月20日の合計更新トン数は現在約2億4,000万GTと推定されています。
一方スタンダードクラブでは、保険料総額が3億5,000万ドルに増加し、保所有船舶と用船船舶の合計は約1億5,500万GTに達しました。アジアのCoastal&Inland(沿岸部&内陸部)保険クラス船舶への拡大は引き続き新しいビジネスを引き付けており、Strike & Delay(ストライキ&遅延保険)活動は前年比で力強い保険料の伸びをもたらしました。
この成功を足場として、NorthStandardはS&Pから強化された「A」の安定した評価を得た世界最大規模の相互保険会社の1つとなっています。所有船舶と用船船舶の合計で3億9000GTおよび約8億ドルの年間保険料を備え、700人を超える従業員を雇用し、300年以上にわたるP&I業界の歴史が集結する形になります。
2023/24保険年度においては、ノースとスタンダードクラブのメンバーは、保険証明書2023/24年および書類がスタンダードクラブとノースのブランドを維持したまま、既存の保険会社に更新されます。共通のNorthStandard保険証書は2024年2月20日からの採用が予想されています。
新しいNorthStandardブランドを紹介する新しい動画はこちらより閲覧可能です。
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Images:
Paul Jennings, Managing Director, NorthStandard
Jeremy Grose, Managing Director, NorthStandard
Rob McInally | Debbi Bonner |