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極海コンプライアンスに関するパリMOU集中検査キャンペーン(CIC)
ポートステートコントロール(PSC)に関するパリ覚書(パリMoU)は、 極海コードの要件への準拠を確認するための検査キャンペーンを実施します。
集中検査キャンペーンは、 2022年6月13日から7月1日(第1期)および2022年8月1日から19日(第2期)に実施されます
ポートステートコントロール(PSC)に関するパリ覚書(パリMoU)は、 極海コード(極海域における船舶運航のための国際基準)の要件への準拠を確認するための検査キャンペーンを開始します。
集中検査キャンペーンは、 2022年6月13日から7月1日(第1期)および2022年8月1日から19日(第2期)に実施されます。
集中検査キャンペーンは通常のCICに追加される形で、極地に航行する船舶の季節的な航海計画のため、1年の異なる時期に実施されます。
このようなキャンペーンの理由は次のとおりです。
- 極地の海には、船舶運航などの人間の影響を受けやすい独特の極地生態系が存在する。
- 極海域は、非極海域で通常遭遇する以上の航行に関する難題を抱える。
- 極海域は、海上での通常の運航に対する以上の、船舶およびそのシステムや運航に関する難題を抱える。
極海コード検査キャンペーンの目標は次のとおりです。
- 海運業界における極海コードの要件への準拠状況の決定。
- 極海コードの規定を準拠することの重要性、極海域で運航する船舶へのリスク増加および脆弱な極地環境の保護に関して、船員と船主の間で意識を高める。
- 安全および汚染防止に関連する要件が必須であり、該当する要件への追従がパリMoU加盟当局の議題であるという信号を業界に送る。また、極海コードの要件への準拠の調和のとれた施行に関するポートステートコントロール体制の責任を強調し、それにより準拠状況の改善およびレベルプレイングフィールド(共通の土俵)の確保。
この期間中、船舶は集中検査キャンペーンに関連する検査を1回のみ受けます。ポートステートコントロール検査官(PSCO)は、所定の質問票を使用して、船内で提供される情報と機器が関連する協定に準拠しているかどうかを評価します。当然ながら、SOLAS条約とMARPOL条約の極海コード要素も考慮されます。
メンバー向けの参考として、極海コードに関する質問票と当クラブのガイダンスのコピーが添付されています。
カテゴリー: Loss Prevention