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ニュース:西オーストラリア州、厳格な国境管理を実施

News & Insights 3 August 2021

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西オーストラリア州は、最近、オーストラリアへの寄港前にインドネシアに寄港した船で、新型コロナが発生したことを報告しました。

Asian ship crew on radio

西オーストラリア州は、最近、オーストラリアへの寄港前にインドネシアに寄港した船で、新型コロナが発生したことを報告しました。

この状況に関して以下の最新状況を伝えていただいた当クラブ特派員 Cocks Macnish氏に感謝いたします:

西オーストラリア州に入港する(特にインドネシアの)船舶への新型コロナウイルスに関する重要な最新情報

最近、新型コロナウイルスに感染した船員を乗せた船舶が多数西オーストラリア州に入港した結果として、首相はいくつかの対策を発表しました。これら対策が実施されれば、高リスク国を経由して西オーストラリアに入港しようとする船舶が影響を受けることになります。 これは特に、最近の船舶が経由した インドネシア に関連する対策です。

 未施行の新しい対策 を以下に挙げました:

  • 乗組員交代または陸上訪問の 禁止 ;
  • 西オーストラリア州への入港前、毎日乗組員から鼻腔スワブ検体を採取 ;
  • 西オーストラリア州に上陸しようとする船員 はワクチン接種が必須;
  • 船長には、本規則の遵守を誓約した 宣言書 への署名が求められる;

州政府は、この協定が満たされない場合は、高リスク国からの船舶の一時的な入港禁止を検討すると警告しています。

「故意または無謀に」新型コロナウイルスを船舶で西オーストラリア州に持ち込むという新たな犯罪が発生する可能性があり、罰金や懲役を含む罰則が科せられる可能性があります。 

連邦海事法(Commonwealth Admiralty Act)に基づく船舶の差し押さえ(おそらくは逮捕)についても言及されています。

現在、インドネシアを経由して西オーストラリアに航行中の船舶がさらに6隻あることを認識しているため、この問題は州政府にとって特に重要な課題となっています。

今後数日から数週間の間に間違いなく次の進展があるので、適宜更新していきます。

西オーストラリア州 - 新型コロナウイルス - 西オーストラリアにおける船舶の状態を曝露から非曝露に移行させるプロセス

西オーストラリア州保健省は、西オーストラリア州において船舶の状態を曝露から非曝露に移行するためのプロセス に関する情報を公開しました。

現在 2つの選択肢があります。

船会社は、以下の選択肢1または選択肢2のいずれかの採用を概説する詳細な移行計画を作成し、Public Health Emergency Operations Centre(PHEOC)に提出することが求められます。

選択肢 1

この選択肢では、船舶が西オーストラリアに到着した時点で 14日間の検疫 を受け、乗組員の検査を行うことで新型コロナウイルス拡散のリスクを軽減します。 最低でも、船舶の航海歴に応じて、0日目(初回検査)と11日目(初回検査から11日後)に検査を行います。

検査はPCR検査で、Chief Health Officerの承認が必要です。

綿棒による検体採取には特別なルールがあり、 自身で採取に使用した綿棒は受理されません。

検査は、Chief Health Officerの承認を得た民間の病理検査会社または請負業者を介して行われる必要があります。

検査依頼書を記入する医師の詳細が要求され、検体採取と検査費用は船側の責任となります。

 選択肢 2

第二の選択肢は、船舶に 特別な清掃 を施すことで新型コロナウイルス拡散のリスクを軽減しようとするものです。

この選択肢では、船舶の西オーストラリア海域への到着時に、すべて乗員は下船して以下のように管理される必要があります:

a. 船舶は特別に清掃され、新しい乗組員は船の清掃済みエリアから乗船し、交代した乗員が下船に使用したエリアは、下船後に清掃される;

b. 下船する乗組員と新たに乗船する乗組員との間の交流は、感染のリスクを軽減するために適切な感染予防および管理策を講じた上で最小限に抑える;および

c. すべての乗組員は、船舶から下船する際に州の指示に従わなければならず、西オーストラリア州内に留まる場合は、州の宿泊施設で14日間隔離される。

さらに、最後の交代した乗組員が下船する際の清掃方法を含め、交差汚染や感染症のリスクを軽減するために使用される清掃プロトコルを概説する 詳細な清掃計画 をPHEOCに提出しなければなりません。  計画 は、船型と乗組員数を反映したものでなければならず また、船舶のすべてのエリアを含む包括的な計画でなければなりません。 繰り返しになりますが、民間の病理検査会社で行う必要がある乗組員の検査に関して、特別な要件が存在します。

ご要望に応じて、より具体的な情報を提供したします。

もちろん、当クラブは、必要に応じて、この問題に関連してこの管轄区域に入る船舶を所有するクラブ/会員の皆様をご支援いたします。

 

カテゴリ: COVID-19, Loss Prevention

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