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ミッション・トゥー・シーフェアラーズ - 船員幸福度指数(SHI)第2四半期 - 船員は船上で体を動かしながら健康的に過ごすことができるのか?
船員幸福度指数(SHI)第2四半期の 結果 は、新型コロナウイルスの世界的大流行を背景にして、世界や海事産業の厳しい問題が再び表面化する中での船員の幸福度を反映しています。
船員幸福度指数(SHI)第2四半期の 結果 は、新型コロナウイルスの世界的大流行を背景にして、世界や海事産業の厳しい問題が再び表面化する中での船員の幸福度を反映しています。
質問 「船上で体を動かしながら健康的に過ごすことができる自身の能力にどのぐらい満足していますか?」' では、満足度のレベルが 6.73 から5.90/10へと落ち込みました。
コロナ禍で、世界中ので乗組員交代が影響を受けており、多くの船員は、不本意ながらも長期間の船上生活を余儀なくされています。船上での生活の多くの他の側面と同様に、長期におよぶ船上生活は、運動や栄養バランス、食事に悪影響を及ぼしています。
当初はやる気が溢れていた船員も、船上で数か月を過ごすうちにやる気を失っています。繰り返される船の機械音や騒音、小さいながらも常に続く振動、塗料の匂い、食物、燃料、そして話し声が多くの船員に耐えられない疲労をもたらしています。
無気力と無関心が、心身の消耗と共に広まりだしています。多くの船員は、体を使わない仕事で疲れ切ってしまって、とても定期的にエクササイズをこなすどころではありません。
一部の船員は食べ物のことに触れて、月日が経つにつれ、船上での食物が単調に感じられて違う食物が欲しくなったと認めています。
また、ある船員は、脂肪過多な食事、あるいは果物と野菜不足により太ったと告白し、「揚げ物ばかりで、ハンバーガーになりそうです」と語る船員もいます。
長期間の航海は、船員の健康に実際にもしくは感覚的に影響を及ぼしています。疲れて体調が悪く、倦怠感が抜けずに、船上生活からリフレッシュすることを今すぐ必要としている船員も多くいます。船上生活の仕組み、システム、プロセスと現実はこのまま持続可能ではないのは明らかであるように思え、多くの要素がすでに限界点を超えています。
食事は船員にとって心配の種となるべきではなく、会社はこの点に関して手綱を引き締め、船員に必要な栄養が行き渡り、船員の出身国の料理を反映した各種のバランスの取れた食事を提供する必要があります。
スタンダードクラブは、乗組員の健康と乗組員交代に関するネプチューン宣言に 署名 しており、さらに ミッション・トゥー・シーフェアラーズによる報告書である 船員幸福度指数も後援しています。
カテゴリー: Loss Prevention