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船舶エネルギー消費量データおよび炭素強度管理措置に関する中国MSA規則 (2022年12月22日から有効/5年間有効)
中国港湾に寄港する船舶のメンバーは、2022年12月22日から、船舶エネルギー効率管理計画書(SEEMP) に従って燃料消費量データを記録する必要がある点をご承知おきください。
中国海事局(MSA)によって発表された新しい 規則 は、軍用、漁船、スポーツ船を除き、中国港湾に寄港する400GT以上の外国籍船舶だけでなく 中国籍船舶にも適用されます。
この規制は5年間有効であり、上海海事局(MSA)は中国全土の船舶エネルギー消費量データの統計、分析、検証を担当しています。
BIMCO(ボルチック国際海運協議会)の好意により、同規制の英訳版が提供されており、メンバーの参照用に添付されています。
さらに、いくつかの重要ポイントを以下に示します:
- 船舶エネルギー消費量データおよび炭素強度の行政施策に関する規則第2条によると、これは400GT以上の中国籍船舶および中国港湾に寄港する外国籍船舶に適用されます。
- 第5条によると、船舶は、船舶エネルギー効率管理計画書(Ship Energy Efficiency Management Plan: SEEMP)の要件に従って、船舶エネルギー消費量データを船舶の航海日誌またはその他の関連文書に記録する必要があります。船舶の記録は最低2年間保管する必要があります。
- 第7条によると、船舶は入港手続きまたは出港報告を行う際に、前回の航海エネルギー消費量データをMSAに報告する必要があります。
- 第11条によると、MARPOLで指定された船舶エネルギー効率指数の関連要件を満たす中国籍船舶は、国際エネルギー効率証書を取得する必要があります。
- 第21条によれば、船舶が必要に応じてエネルギー消費量データを報告しなかった場合、その船舶は、船舶およびその運航による海洋環境汚染の防止と管理に関する中国の行政規定に定められた罰則の対象となります。これまでのところ、このような違反に対する罰金は通常約2,000人民元ですが、金額は大幅に増加する可能性があります。
- さらに、第21条では、船舶が不正確なデータを提出した場合、MSAは船舶に対し、通知を受け取ってから3開庁日以内に正確なデータを提出するよう要求すると規定しています。
カテゴリ: Loss Prevention, Pollution